目次
はじめに
5月下旬から6月にかけて、青梅の季節がやってきます。梅仕事の中でも特に手軽に始められる「梅ジュース」(梅シロップ)作りに挑戦してみませんか?
お子さんと一緒に作れる楽しさと、暑い夏に嬉しい爽やかな酸味が魅力の手作りドリンクです。
保存もきくので、夏の間ずっと楽しめますよ。
なぜ梅ジュースがいいの?嬉しい健康効果
梅には、私たちの身体に嬉しい成分がたくさん詰まっています。
- 疲労回復効果: 梅に含まれるクエン酸は、疲労物質の分解を助け、疲労回復をサポートしてくれます。
- 食欲増進: 梅の酸味は唾液の分泌を促し、食欲がない時でも食欲を刺激してくれます。
- ミネラル補給: 夏場に汗で失われがちなカリウムなどのミネラルも補給できます。
暑い季節にぴったりの梅ジュースで、美味しく元気をチャージしましょう!
材料(約3〜4リットル分)
- 青梅:1kg(熟す前のもの)
- 氷砂糖:1kg
- 保存瓶:3〜4リットル容量のもの
- 酢:50〜100cc(発酵防止用・省略可)
※酢がなくても作れますが、入れると発酵のリスクを減らせます。
自家製梅ジュースの作り方
それでは、早速作っていきましょう!
1.保存びんの準備
まずは保存びんを清潔にすることから始めます。
- 保存びんをきれいに洗い、熱湯で殺菌します。
※ガラスが割れないよう、熱湯の取り扱いには十分注意してください。 - 殺菌後は、逆さにしてしっかりと乾燥させましょう。水分が残っているとカビの原因になることがあります。
2.青梅の下準備
次に、青梅を丁寧に下準備します。
- 青梅を優しく洗い、竹串などでヘタを丁寧に取り除きます。ヘタは雑菌が溜まりやすいので、忘れずに取り除きましょう。
- 洗い終わったら、一つずつ丁寧に水気を拭き取ります。ここでも、水分を残さないことがポイントです!
3.びんに詰める
いよいよびんに梅と氷砂糖を詰めていきます。
- 保存びんに青梅と氷砂糖を交互に入れます。
- もし酢を入れる場合は、このタイミングで回し入れます。
4.梅ジュースが上がるまでのお世話
ここからは、梅ジュースが美味しくなるまでのお世話です。
- 梅ジュースがしっかりと上がってくるまでは、1日2~3回、びんを優しく傾けながら回します。
こうすることで、梅全体にジュースが回り、氷砂糖が溶けやすくなります。
5.完成の目安
約1週間ほどで梅の色が変わり、表面がしわしわになってきます。
- 梅全体に変化が見られ、氷砂糖が完全に溶けたら、梅を取り出して完成です。
(だいたい45日くらいが目安ですが、気温や梅の状態によって前後します)
おいしい飲み方
完成した梅ジュースは、水や炭酸水で3〜4倍に薄めてお楽しみください。
お子さん向けのアレンジ
小さなお子さんには、梅ジュースを一度加熱してから冷まし、薄めて飲ませると飲みやすくなります。
加熱することで酸味がまろやかになり、お子さんでも飲みやすい味になります。
保存について
完成した梅ジュースは冷蔵庫で保存し、なるべく早めにお召し上がりください。
清潔な容器で作れば、冷蔵庫で約1年間保存可能です。
まとめ
手作り梅ジュースは、材料もシンプルで作り方も簡単。
何より、お子さんと一緒に「今日はどんな風に変わったかな?」と観察しながら作る過程が楽しいものです。
この夏は、手作りの梅ジュースで暑さを乗り切りましょう!
神奈川県座間市在住 みほ


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