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「秋の夜長」を味わう、とっておきの時間
だんだんと日が暮れるのが早くなり、少しずつ夜の時間が長くなってきました。
9月に入ると、昼と夜の長さがちょうど同じになる秋分が近づき、本格的な秋の訪れを感じますね。
夜風が心地よく、耳を澄ませば遠くから虫の声が聞こえてきます。
まるで自然が奏でる音楽に包まれているようです。
旬の味覚を堪能する
秋といえば、やっぱり食欲の秋!
脂がのったさんまや鮭を塩焼きにすれば、香ばしい香りが食欲をそそります。
瑞々しい梨やぶどうなどの果物も、読書のお供にぴったり。
旬の味覚をゆっくり味わうのも、夜長の楽しみのひとつですね。
静かに自分と向き合う時間
江戸時代の俳人、与謝蕪村は
「虫の音や 月白む夜の 長きかな」という句を詠みました。
月の光が白く輝く夜に、虫の声が響く静かな情景が目に浮かびます。
忙しい毎日から少し離れて、読書や書き物をしてみたり、大切な人と静かに語り合ってみてはいかがでしょうか。
慌ただしい夏の賑わいが落ち着き、夜が深まるこの季節。
自然に寄り添い、自分自身と向き合う豊かな時間を過ごしてみてください。
さかえ みなこ


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