旅する和食文化継承リーダーが、今回は沖縄本島北部やんばるからお届けします。
現地の案内人の方に導かれながら、マングローブ林の生態と、そこに寄り添う人々の暮らしを学びました。
目次
命のゆりかご、マングローブ
マングローブは海と陸の間に生える木で、多様な生き物を育む「命のゆりかご」です。
魚やカニ、貝などが集まり、人々の食を支えてきました。
沖縄本島北部・やんばるの地域でも、マングローブ林とともに自然と共生した食文化が息づいています。
やんばる畑人(はるさー)の香辛料づくり
その中で注目されるのが「やんばる畑人(はるさー)」による香辛料づくりです。
地元の農家が、やんばるの土壌と気候を生かして島唐辛子やシークヮーサー、ハーブなどを育て、調味料やスパイスとして加工しています。
これらの香辛料は、マングローブで育った魚介や地元野菜の旨味を引き立て、やんばるならではの食の魅力を広げています。
自然と人が育む食の循環
マングローブと畑人の恵みが重なり合うことで、自然と人が共に育む豊かな「食の循環」が今も続いているのです。
東京在住 穂高 @沖縄


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