2025年– date –
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暮らし
「おもてなしの日」
11月8日は「おもてなしの日」。 日本人の心に深く根づく"思いやりの文化"を改めて見つめ直す、そんな特別な日です。 形ではなく、心から生まれる「おもてなし」 日本の「おもてなし」の精神は、マニュアルや形式的な言葉ではなく、相手を思う心から自然と... -
歳時記
【立冬】冬の始まりと和食の心
朝、窓を開けると冷たく澄んだ空気が頬を撫でる。 ふと吐いた息が白く染まり、ああ、冬が来たのだと実感する季節になりました。 冬の気配が立つ頃 立冬「冬の気配が立つ」と書くこの言葉には、自然界が静かに冬支度を始める様子が表れています。暦の上では... -
暮らし
伊勢の秘宝「蓮台寺柿」の魅惑の甘さ
知る人ぞ知る、幻の柿 「この柿、マンゴーみたい!」 初めて蓮台寺柿(れんだいじがき)を口にした人は、みんな驚きの声を上げます。 300年以上前から伊勢市で大切に栽培されてきたこの柿。生産量が限られているため、ほとんどが三重県内、それも伊勢を中... -
暮らし
花梨 ― 香りで福を招く、冬の恵み
花梨を知っていますか 子どもの頃、この季節になると、近所のおばあさんがよく“花梨(かりん)”の実を届けてくれました。洋梨のように大きく、どこかごつごつとした黄色い実。もぎたての花梨からは、部屋いっぱいに広がるほどの甘く高貴な香りが漂います。... -
歳時記
【霜降(そうこう)】秋深き 隣は何を する人ぞ
二十四節気の「霜降(そうこう)」は、晩秋から初冬へと移り変わるころ。朝晩の冷え込みが増し、草木に霜が降りて白く輝きます。自然界が冬支度を始めるように、私たちの暮らしも少しずつ整える時期を迎えます。 「霜」という字には、“静かに降り積もる”と... -
飯能支部
飯能支部 第5回開催レポート
開催日時:令和7年10月5日(日)10:00~13:30会場: 美杉台地区行政センター 会議室・調理室・和室テーマ: 「うどんは何から作られるのかな?」 「そうめんとひもかわうどんを食べ比べてみよう!」 「飯能すいーとんを作って食べて... -
菰野支部
心温まる和食文化親子教室 〜出汁の魅力を再発見した一日〜
10月19日、和食文化親子教室の第三回目を開催しました。地域のイベントと重なってしまい、今回の参加者は少なめでしたが、その分アットホームな雰囲気の中、じっくりと学びを深めることができました。 「だしってなんだろう」をテーマに 今回のテーマは「... -
食文化
親子で味わう名古屋名物・きしめんと和食文化の魅力
一杯のきしめんに込められた、日本の心 きしめんを口に運ぶその瞬間、そこには日本が育んできた和食文化と礼儀作法が静かに息づいています。平たくつるりとした麺、香り高い出汁のつゆ、そして箸を使って丁寧にすくい上げるその所作——。何気ない日常の食事... -
お知らせ
【大阪】秋のよみうりマーケットに出展致します
日時:10月28日(火)11:00〜18:00会場:読売大阪本社ビル1F Yスクエア *12:00〜12:30箸育講師 奥元 優結『今更聞けないお箸の話』 「正しい箸の持ち方」や「食事中の所作」、今さら人に聞けない基本を楽しく学びます。大人にも子どもにも役立つ、今日... -
食文化
やんばるに息づく命の循環 ― マングローブと畑人(はるさー)の恵み
旅する和食文化継承リーダーが、今回は沖縄本島北部やんばるからお届けします。現地の案内人の方に導かれながら、マングローブ林の生態と、そこに寄り添う人々の暮らしを学びました。 命のゆりかご、マングローブ マングローブは海と陸の間に生える木で、...
