8月1日(土)、大岡地区センターにて「和食文化親子教室」の第2回講習会を開催しました。
今回のテーマは、「五感で味わう・鰹節削り体験」。
見る、触れる、香りをかぐ、音を聞く、そして味わう。親子で五感をたっぷり使いながら、和食のおいしさを支える「だし」について学び、鰹節削りにも挑戦しました。
五感を使って、だしのひみつを発見!
「今日は五感を全部使って取り組んでみよう!」
講師の問いかけに、子どもたちは元気にうなずき、講座がスタートしました。
まずは、「だしってなんだろう?」というお話から。
だしについてのクイズでは、みんな次々と答え、なんと全問正解!
「鰹節って、魚を乾燥させたものなのかな?」
そんな自分なりの疑問を持ちながら、真剣に話を聞く姿も見られました。
知っていることと新しく知ったことが結びつき、「もっと知りたい」という気持ちが膨らむ時間となりました。
初めての鰹節削りに挑戦!
続いては、親子で楽しみにしていた鰹節削り体験です。
まず鰹節を手にすると、
「こんなに硬いんだ!」
と、その硬さにびっくり。
軍手をはめ、手を添える位置や力の入れ方を教わりながら、いよいよ削っていきます。
「シュッ、シュッ」と心地よい音が響き、削りたての鰹節の香りがふわっと広がると、子どもたちの表情も自然と笑顔に。
くるくるときれいに丸まった削り節を見て、
「きれい!」
「できた!」
とうれしそうな声が上がりました。
さらに、削りたての鰹節をその場で味わうと、
「おいしい!」
の声があちらこちらから聞こえてきました。
自分で削った鰹節は袋に入れ、大切そうに持ち帰る子どもたちの姿も印象的でした。
毎回少しずつ、お箸の練習
和食文化親子教室では、第1回で作ったマイ箸を使いながら、毎回少しずつお箸の持ち方や扱い方も学んでいきます。
今回も、一人ひとりのお箸の持ち方を丁寧に確認しました。
上のお箸の位置や動かし方についてアドバイスを受けると、空中で「1」の字を書くように何度も動かしながら練習する子どもたち。
今回は特に、お箸を美しく持ち上げる動作を繰り返し練習しました。
真剣だったのは、子どもたちだけではありません。
保護者の皆さんも一緒に箸を持ち、熱心に取り組む姿が見られました。
お箸は、一度の練習ですぐに上手になるものではありません。
合言葉は、
「今日は一口、明日は二口。」
毎日の食事の中で少しずつ意識すること。その積み重ねが、美しく使いやすい箸遣いにつながっていきます。
だしの違いを五感で味わってみよう
場所を調理室へ移し、今度は実際に「だし」を味わいます。
今回は、椎茸だし・鰹節だし・一番だし(混合だし)を順番に味わい、香りや色、味の違いをじっくり比べました。
また、「だしをひく」と「だしをとる」の違いについても、実際にだしをひく様子を目の前で見ながら学びました。
さらに、だしに塩を加えたり、しょうゆやみりんを加えたりすると、味が大きく変化することにも子どもたちはびっくり。
「私は一番だしが好き」
「少し塩が入った方がおいしい」
「ぼくは鰹節だけの味が好き!」
同じだしを味わっても、感じ方や好みはそれぞれです。
香りを感じ、色を見て、味わいながら、自分の五感で「おいしさ」を確かめる体験となりました。
親子で学んだ「だし」を家庭の食卓へ
保護者の皆さんにも、一番だしと二番だしを実際に体験していただきました。
「思ったより簡単」
「家でもやってみたい」
「このだしなら、どんな料理に合うかな」
そんな声も聞かれ、親子で一緒に学ぶ教室ならではの時間となりました。
和食文化は、知識として知るだけではなく、見て、触れて、香りをかぎ、音を聞き、味わうことで、その魅力をより深く感じることができます。
鰹節の硬さ、削るときの音、削りたての香り、そして、だしの味。
今回、親子で五感を使って体験したことが、ご家庭でも「だし」や和食に親しむきっかけになれば嬉しく思います。
次回は、「フードロスと発酵文化・豆腐とおから味噌づくり」。
大豆から豆腐を作り、さらに豆腐づくりで生まれる「おから」を使った味噌づくりにも挑戦します。日本の発酵文化とともに、食材を大切にいただく「もったいない」の心についても、親子で楽しく学んでいきます。


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