2026年 和食文化親子教室 大岡地区センター 第2回 活動レポート

8月1日(土)、大岡地区センターにて「和食文化親子教室」の第2回講習会を開催しました。

今回のテーマは、「五感で味わう・鰹節削り体験」
見る、触れる、香りをかぐ、音を聞く、そして味わう。親子で五感をたっぷり使いながら、和食のおいしさを支える「だし」について学び、鰹節削りにも挑戦しました。

目次

五感を使って、だしのひみつを発見!

「今日は五感を全部使って取り組んでみよう!」

講師の問いかけに、子どもたちは元気にうなずき、講座がスタートしました。

まずは、「だしってなんだろう?」というお話から。

だしについてのクイズでは、みんな次々と答え、なんと全問正解!

「鰹節って、魚を乾燥させたものなのかな?」

そんな自分なりの疑問を持ちながら、真剣に話を聞く姿も見られました。

知っていることと新しく知ったことが結びつき、「もっと知りたい」という気持ちが膨らむ時間となりました。

初めての鰹節削りに挑戦!

続いては、親子で楽しみにしていた鰹節削り体験です。

まず鰹節を手にすると、

「こんなに硬いんだ!」

と、その硬さにびっくり。

軍手をはめ、手を添える位置や力の入れ方を教わりながら、いよいよ削っていきます。

「シュッ、シュッ」と心地よい音が響き、削りたての鰹節の香りがふわっと広がると、子どもたちの表情も自然と笑顔に。

くるくるときれいに丸まった削り節を見て、

「きれい!」
「できた!」

とうれしそうな声が上がりました。

さらに、削りたての鰹節をその場で味わうと、

「おいしい!」

の声があちらこちらから聞こえてきました。

自分で削った鰹節は袋に入れ、大切そうに持ち帰る子どもたちの姿も印象的でした。

毎回少しずつ、お箸の練習

和食文化親子教室では、第1回で作ったマイ箸を使いながら、毎回少しずつお箸の持ち方や扱い方も学んでいきます。

今回も、一人ひとりのお箸の持ち方を丁寧に確認しました。

上のお箸の位置や動かし方についてアドバイスを受けると、空中で「1」の字を書くように何度も動かしながら練習する子どもたち。

今回は特に、お箸を美しく持ち上げる動作を繰り返し練習しました。

真剣だったのは、子どもたちだけではありません。
保護者の皆さんも一緒に箸を持ち、熱心に取り組む姿が見られました。

お箸は、一度の練習ですぐに上手になるものではありません。

合言葉は、

今日は一口、明日は二口。」

毎日の食事の中で少しずつ意識すること。その積み重ねが、美しく使いやすい箸遣いにつながっていきます。

だしの違いを五感で味わってみよう

場所を調理室へ移し、今度は実際に「だし」を味わいます。

今回は、椎茸だし・鰹節だし・一番だし(混合だし)を順番に味わい、香りや色、味の違いをじっくり比べました。

また、「だしをひく」と「だしをとる」の違いについても、実際にだしをひく様子を目の前で見ながら学びました。

さらに、だしに塩を加えたり、しょうゆやみりんを加えたりすると、味が大きく変化することにも子どもたちはびっくり。

「私は一番だしが好き」
「少し塩が入った方がおいしい」
「ぼくは鰹節だけの味が好き!」

同じだしを味わっても、感じ方や好みはそれぞれです。

香りを感じ、色を見て、味わいながら、自分の五感で「おいしさ」を確かめる体験となりました。

親子で学んだ「だし」を家庭の食卓へ

保護者の皆さんにも、一番だしと二番だしを実際に体験していただきました。

「思ったより簡単」
「家でもやってみたい」
「このだしなら、どんな料理に合うかな」

そんな声も聞かれ、親子で一緒に学ぶ教室ならではの時間となりました。

和食文化は、知識として知るだけではなく、見て、触れて、香りをかぎ、音を聞き、味わうことで、その魅力をより深く感じることができます。

鰹節の硬さ、削るときの音、削りたての香り、そして、だしの味。

今回、親子で五感を使って体験したことが、ご家庭でも「だし」や和食に親しむきっかけになれば嬉しく思います。

次回は、「フードロスと発酵文化・豆腐とおから味噌づくり」
大豆から豆腐を作り、さらに豆腐づくりで生まれる「おから」を使った味噌づくりにも挑戦します。日本の発酵文化とともに、食材を大切にいただく「もったいない」の心についても、親子で楽しく学んでいきます。

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