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「旬って何?」という問いから
今年も和食文化親子教室が始まりました。
第1回は「和食」をテーマに学びましたが、その中で子どもたちに「旬って何だと思う?」と尋ねると、少し考え込む姿が見られました。
実は、保護者の方の中にも「説明しようと思うと難しいですね。」という声があり、一年中さまざまな食材が手に入る今、旬を意識する機会が少なくなっていることを改めて感じました。
日本人が大切にしてきた季節の味わい方
昔の日本人は、一つの食材にも季節の移り変わりを感じながら、その時々のおいしさを楽しんできました。
その感性を表す言葉が、
「走り・旬・名残」です。
「走り」は、旬を迎える少し前の初もの。
「旬」は、その食材が最もおいしく、栄養も豊富な時期。
そして「名残」は、旬の終わりを惜しみながら味わう時期を表しています。
食材の一生を味わうような、この豊かな感性こそ、日本人が昔から大切にしてきた季節の楽しみ方なのです。
季節を感じることも和食文化
今では、一年を通して多くの食材が店頭に並びます。
それでも、旬の食材には、その季節ならではのおいしさや香り、自然の恵みが詰まっています。
和食文化は、料理だけではありません。
季節を感じ、自然に感謝し、「いただきます」の心を育む文化でもあります。
だからこそ、この豊かな感性を子どもたちへ伝えていきたいと思っています。
今日のお買い物で見つけてみませんか
今の季節なら、
枝豆、とうもろこし、なす、きゅうり、トマト、オクラ、桃などが旬を迎えています。
お買い物に出かけたら、
「今年初めてのとうもろこしだね。」
そんな会話を交わしてみませんか。
何気ない一言が、子どもたちの心に季節を刻み、日本人が大切にしてきた「走り・旬・名残」の感性を、未来へ受け継ぐきっかけになるのではないでしょうか。
横浜市在住 小林 万櫻


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