「旬を知り、味わう」和食文化親子教室が菰野町でスタート

菰野町および菰野町教育委員会の後援をいただき、待望の「和食文化親子教室 菰野支部」が本日より始動しました。
第一回目となる今回は「日本の旬」をテーマに、親子が一緒になって季節の恵みを学び、味わう充実した時間となりました。

目次

春の旬を知る・触れる・味わう

教室では最初に、さまざまな野菜を前に「春の旬の野菜」を班ごとに仕分けするアクティビティからスタート。
子どもたちとお母さん方が真剣に取り組む姿が印象的でした。
結果はというと、完璧な班はありませんでしたが、お母さんチームが子どもたちより1つ多く正解という、僅差の「勝利」となりました。

続いて、日本の食文化を体験する調理実習へ。
参加者たちは、スナップえんどうのスジ取りや実えんどうをさやから出す作業に挑戦。
こうした下準備の過程も、旬の食材と直接触れ合う貴重な経験となりました。

日本の誇り「おむすび」と伝統の調理法

調理実習の中心となったのは、日本の食文化の象徴とも言える「おむすび」作り。
参加した子どもたちは、自分の手で米を握る楽しさを体験しました。

また、日本古来の調理法「蒸す」にも注目。同じ野菜でも「蒸す」と「茹でる」で味わいが変わることを実際に体験し、子どもたちの食への探究心を刺激する発見の時間となりました。
蒸した野菜は、手作りの味噌だれと安心安全な材料で作った豆乳マヨネーズで美味しくいただきました。

地域との繋がりが生む豊かな食体験

この日の特別な出来事として、地域の方から「和食文化なら」と「うこぎ」や「いたどり(ふえそう)」の差し入れがありました。
初めて口にする子どもたちからは「旨い!旨い!」という驚きと喜びの声が上がり、地域の食文化を次世代に伝える貴重な機会となりました。

野菜の好き嫌いは子どもによって様々でしたが、これはこれまでの食経験の違いが大きく影響しているようです。
「食べたことがない」から「苦手」になるのではなく、多様な食材に触れる機会を増やすことで、子どもたちの食の世界が広がっていくことを実感する時間となりました。

今後の活動について

和食文化親子教室 菰野支部では、今後も季節ごとの旬の食材を活用した活動を計画しています。地域の皆様からの和食の材料の差し入れも大歓迎です。伝統的な食文化を次世代に繋げる活動に、ぜひご協力ください。

菰野支部 みき

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