開催日時:令和7年10月5日(日)10:00~13:30
会場: 美杉台地区行政センター 会議室・調理室・和室
テーマ: 「うどんは何から作られるのかな?」
「そうめんとひもかわうどんを食べ比べてみよう!」
「飯能すいーとんを作って食べてみよう!」
「感想発表と終了証授与」
ついに最終日!
7月6日から始まった親子教室も、本日最終日を迎えました。
受付を済ませた男の子が
「おはようございます!今日で終わりかぁ。つまらないな。また何かするの?」
と声をかけてくれました。
「次、考えていますよ。楽しみにしていてくださいね。」とスタッフ。
最終日にも元気をいただきました!
うどんの材料はいたってシンプル!
講師から「うどんの材料は小麦粉、塩、水、この3つだけなのです」と説明が始まると、
子供達から「えー、本当に?」「そうなの?」と驚きの声が上がりました。
この地域に武蔵野うどんが広まった理由やそうめん、ほうとうなど全国各地のうどんの紹介。
乾麺はJAS規格で、太さによって、そうめん、ひやむぎ、うどんに分けられていることなどについても話があり、保護者の方も子供達と一緒に、真剣に耳を傾けていました。



待ちに待った食べ比べ♪
エプロン、マスク、三角巾を身につけ、調理室へ。
講師から、乾麺のそうめんとひもかわうどんを見せてもらい、茹で時間や太さの違いなどについて説明がありました。さらに、「出汁の講義で出汁殻は捨てずに、ふりかけにして食べることができると勉強しましたね」と続け、出汁を取った後のかつお節と昆布を見せ、「これからふりかけにして、おにぎりの具にしますね」と話があり、皆、ワクワクしていました。
そうめんとひもかわうどんの食べ比べの結果は、ひもかわうどんの方に軍配が上がりました。
今回参加の皆様は、ひもかわうどんを食べたことがないという人がほとんどで、
「もちもちしていてとても美味しい」
「ひもかわうどんの方が小麦の味がする」
「食べ応えがある」と大好評でした。



飯能市のB級グルメ、飯能すいーとん作りに初挑戦!
飯能すいーとんの開発者を講師にお迎えし、すいとんと飯能すいーとんの違い。
作り方のポイントや開発秘話。飯能市の特産物などの実情について教えていただきました。
飯能すいーとんを食べたことがない人、知らなかった人も多く、親子で協力して楽しそうに作っていました。
自分達で作った飯能すいーとんのお味は?
飯能すいーとん出汁殻ふりかけ入りおにぎりを食べ終わると
「もちもちしていて美味しかった」
「いろいろな具が入っていて、食べていて楽しかった」
「具を変えて作ってみたい」
「出汁殻もこうすれば、捨てずにすむね」
と参加者全員から笑顔が溢れていました。
地域の施設の方にもお裾分けすると、「飯能すいーとんを知らなかった。
とても美味しかった。」と喜ばれていました。

子供達の発表
最後は、ワークシートに
「役に立ったと思うもの」
「毎日の生活にどうやって生かしたいか」
を書いて、一人ひとり発表
「出汁をとって、味噌汁を作ってみたい」
「味噌玉を自分で作ってみたい」
「お箸できれいに食べてみたい」
「配膳の基本と配膳練習を続けたい」
と言った感想を元気に発表していました。


終了証授与
子供達一人ひとりに終了証をお渡しすると、誇らし気な笑顔にあふれ、親子で和食を通じた達成感を味わう時間となりました。
今回の教室を通して、親子で一緒に「学ぶ」「作る」「味わう」ことで、和食の魅力や和食を継承する大切さを実感できた素敵な機会となりました。
来年も、楽しく学べる体験をご用意してお待ちしたいと思います。


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