第2回目のテーマは「お箸ワーク」
本日7月20日、和食文化親子教室の第2回目を開催いたしました。
今回のテーマは「お箸ワーク」。
参加者の皆さんと一緒にお箸を手作りしながら、「菰野から世界へ」というメッセージを込めた特別な時間となりました。
日本の心を支える「お箸」という文化
日本は「お箸の国」と呼ばれ、世界遺産にも登録された「和食」文化において、お箸は欠かすことのできない重要な道具です。
今回の教室では、お箸にまつわる歴史や正しい使い方について学びました。
洋服に自分に合ったサイズがあるように、実はお箸にも一人ひとりに適したサイズがあることをご存知でしたか?
参加者の皆さんには、まずこの基本的な知識から学んでいただき、その後ノコギリを使って実際にお箸作りに挑戦していただきました。



命と命を繋ぐ架け橋としての「お箸」
お箸は単なる食事の道具ではありません。
食べ物の命と私たちの命を繋ぐ大切な架け橋の役割を果たしています。
この深い意味を理解することで、食事への感謝の気持ちもより一層深まるのではないでしょうか。
参加された子どもたちや保護者の方々からは、「色々なことが知れて良かった」「外国の方が来られた時にも教えてあげたい」といった前向きな感想をいただきました。



丁寧な指導に感謝
今回の教室では、松阪市や横浜からお越しいただいた先生方に、丁寧にご指導いただきました。
専門的な知識と技術を惜しみなく教えていただき、参加者全員が有意義な時間を過ごすことができました。
地域での和文化普及への想い
都市部では比較的参加者が集まりやすい和食文化親子教室ですが、ここ菰野町ではなかなか参加者が集まらないのが現状です。
もしかすると、まだまだ和食や和文化への関心が高まっていないのかもしれません。
しかし、日本の良さを深く知ってから海外に向かう人と、そうでない人では、きっと何かが違うと私は考えています。
自国の文化を誇りを持って語れる人になってほしい、そんな願いを込めて、この教室を続けていきたいと思います。
感謝を込めて
最後に、今回の教室開催にあたり、様々な形でお力添えをいただきました皆様に心より感謝申し上げます。
皆様のご協力があってこそ、このような貴重な学びの場を提供することができました。
次回の和食文化親子教室も、より多くの方にご参加いただけるよう工夫を重ねながら、日本の素晴らしい文化を次世代に繋いでいきたいと思います。


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