第3回目「発酵ってなんだろう?おから味噌をつくろう」
令和7年8月9日(土)、和食文化親子教室の第3回目を開催いたしました。
今回のテーマは「発酵ってなんだろう?」です。
発酵について学ぼう
「発酵ってなんだろう?」から始まった今回の座学。
まずは身近にある発酵食品について子どもたちに聞いてみました。
「ヨーグルト!」「納豆!」「お味噌!」
たくさんの発酵食品が出てきました。
その後、味噌作りの動画を視聴し、伝統的な味噌作りの工程を学習しました。
昔ながらの手作業による味噌作りの様子に、皆さん興味深そうに見入っていました。

いよいよおから味噌作り体験
座学の後は、お待ちかねの体験タイム!
今回は「おから味噌」作りにチャレンジしました。
講師から「菌は生きているんだよ」「空気をしっかり抜かないとカビが生えるよ」という大切なポイントを教わりました。
この言葉に、お子様以上に保護者の皆様が真剣に聞き入っている姿が印象的でした。
発酵という自然の力について、大人も子どもも一緒に学ぶ貴重な時間となりました。

7月のおから味噌、発酵の様子を確認!
今回の大きな楽しみは、7月初旬に仕込んだおから味噌の香り体験でした。
いい感じに発酵が進んだ味噌の封を開けて、子どもたちに香りを嗅いでもらいました。
「いい香り!」 「お味噌の匂いがする!」
「ちょっと臭い…」
それぞれ違った感想が飛び交い、発酵という自然の力を五感で感じる体験となりました。 同じものでも人によって感じ方が違うということも、食育の大切な学びです。
お箸の練習も継続中
毎回恒例のお箸の持ち方練習も行いました。
今回は持ち方に加えて、お箸の取り上げ方も学びました。
さらに、コットンボールを使って器から器へ移す練習にもチャレンジ!
柔らかいコットンボールを落とさないように慎重に運ぶ子どもたちの真剣な表情が印象的でした。
回を重ねるごとに、皆さんの上達ぶりが目に見えて分かります。
次回は第4回目「和食の配膳と器と箸の扱い」を9月13日(土)に開催予定です。
和食の美しい配膳や正しい器の扱い方を学び、日本の食文化の奥深さを感じていただけるプログラムです。


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