初夏の手仕事

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初夏だけの小さな恵み

初夏の手仕事といえば「梅仕事」が定番ですが、
今年は「実山椒の醤油漬け」に挑戦してみませんか。

爽やかな香りと、ピリッとしびれる辛味が魅力の実山椒。
青々とした小さな粒に出会えるのは、今の季節だけです。

やってみると、意外と簡単

「なんだか大変そう」と、これまで敬遠していた私ですが、
実際にやってみると驚くほど簡単でした。

手間といえば、小さな実を枝から外す作業くらい。

細い軸は柔らかいため、多少残っていても問題ありません。
無理にきれいに取ろうとせず、気軽に楽しむくらいがちょうど良いように感じます。

実山椒の下ごしらえ

下処理はとてもシンプルです。

サッと茹でて水にさらし、アクを抜いたら、水気をしっかり拭き取ります。

ひとつだけ気をつけたいのは、水にさらしすぎないこと。
長くさらすと、せっかくの爽やかな香りや風味が薄れてしまいます。

あとは消毒した瓶に実山椒を入れ、
ひたひたに醤油を注いで、2週間ほど室温に置けば完成です。

食卓を豊かにする保存食

できあがった実山椒の醤油漬けは、使い道もさまざま。

炊きたてのご飯のお供に。
冷奴の薬味に。
魚の煮付けに加えても、爽やかな香りがふわりと広がります。

冷蔵庫で半年ほど保存でき、
下処理の状態で冷凍しておけば、約1年楽しむことができます。

季節の香りを閉じ込めた保存食があるだけで、
毎日の食卓が少し豊かになるように感じます。

季節を仕込むという楽しみ

ほんの少し手をかけるだけで、
季節の恵みを長く楽しめる「仕込みもの」。

便利な時代だからこそ、
旬の香りや季節の移ろいを感じながら手を動かす時間は、
どこか心を整えてくれるようにも感じます。

ぜひ今年は、実山椒の醤油漬けを
季節の手仕事リストに加えてみてください。

神戸支部 靖子

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