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旬を迎える姫竹(姫筍)
北海道にも初夏がやってきました。
この時期になると、私が毎年楽しみにしている食材があります。
それが「姫竹(ひめたけ)」です。
姫竹ってどんな竹?
姫竹は「姫筍(ひめたけのこ)」とも呼ばれ、千島笹(チシマザサ)の若竹のことです。
本州でよく見られる孟宗竹の筍とは異なり、小ぶりで細いのが特徴です。
また、雪の重みで根が曲がることから、「根曲がり竹」と呼ばれる地域もあります。
北海道には孟宗竹がほとんど生えていないため、生粋の道産子である私は、京都を訪れた際に見た竹林の大きさと奥深さに感動したことを今でも覚えています。
初夏だけの味わい
姫竹の味わいはさっぱりとしていて、アスパラに似た食感があります。
そこに山菜らしいほのかな苦みと香りが加わり、初夏ならではの味覚を楽しませてくれます。
煮物や味噌汁、炊き込みご飯など、さまざまな料理に合いますが、私のおすすめはとてもシンプルです。
「茹でてマヨネーズ!」
または、
「炭火で焼いて醤油!」
素材そのものの味わいを感じられる食べ方が、一番のお気に入りです。
下ごしらえは意外と簡単
姫竹の下ごしらえは意外と簡単です。
皮のまま焼くか茹でるかした後、冷まして皮を剥くだけ。
ただし、皮をどこまで剥けばよいのか少し迷うことがあります。
そんな時は、プリッとした食感の部分を見極めるのがポイントです。
山の恵みに感謝して
北海道の短い初夏を感じさせてくれる姫竹。
旬の時期はほんのわずかですが、その味わいは格別です。
機会があれば、ぜひ味わってみてください。
そして食べるときには、山に分け入り収穫してくださった方々への感謝も忘れずに。
自然の恵みと人の手によって届けられる季節の味を、今年も大切にいただきたいものです。
北海道在住 堀内 武尊


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