春分の日

春分の日(3月20日頃)は、日本の四季の移り変わりを象徴する特別な日です。
この日は昼と夜の長さがほぼ等しくなり、冬から春への移行を感じさせる時期でもあります。
古くから日本では、自然の恵みに感謝し、祖先を敬う日とされており、和食文化とも深く結びついています。

春分の日を迎える頃、私の住む三重県の食卓には春の味覚が並びます。
三重県は海と山に恵まれた地域であり、春には旬の食材が豊富に揃います。

* 的矢かき:三重県の的矢湾で育てられる牡蠣は、3月頃までが旬。
濃厚な味わいが特徴で、焼き牡蠣や酢牡蠣として楽しまれます。

* あおさ:伊勢志摩地域では、春先に採れる「あおさ(ヒトエグサ)」が特産品です。
味噌汁や天ぷらにして香り高い磯の風味を楽しみます。

* 伊勢茶:三重県は全国有数の茶の産地であり、春には新芽の収穫が始まります。
食後に伊勢茶を味わい、春の訪れを感じるのもまた、三重ならではの風習です。

また、三重県の郷土料理には、祝い事や特別な日に食される「手こね寿司」や「伊勢うどん」もあります。


手こね寿司は、漁師が仕事の合間に食べるために生まれた料理で、新鮮な魚を醤油に漬け込み、ご飯の上にのせたもの。

伊勢うどんは、太く柔らかい麺にたまり醤油ベースのつゆを絡めたもので、素朴ながら奥深い味わいが楽しめます。

春分の日の食卓に、こうした郷土の味を取り入れることで、季節と地域のつながりをより感じることができます。

菰野支部 美紀

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次