歳時記– category –
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歳時記
大暑のこころ 〜失われゆく夏の風情を慈しむ〜
梅雨が明け、一年中で最も暑さの厳しい大暑の時期に入りました。 夏の暑さや気象表現も時代により変わってきているようです。 最近は、「猛暑」という言葉をよく聞きますが、昔は「酷暑」「炎暑」「極暑」こんな表現も言葉もあったようです。ひと昔前まで... -
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小暑のこころ 〜涼を呼ぶ夏の礼法〜
暦のうえでは、いよいよ夏の暑さが本格的になり始める頃ですが、すでに真夏のような陽気が続いていますね。 そして今日は七夕。 この行事は、中国の「乞巧奠(きっこうでん)」という宮中儀式に由来し、古来より、技芸の習熟を願い静かに祈りを捧げた、宮... -
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芒種(ぼうしゅ)〜食卓で味わう初夏の恵み
6月5日頃から始まる芒種は、二十四節気の中でも特に「食」の豊かさを感じさせる季節です。「芒(のぎ)」とは、稲や麦の穂先に見える細い毛のような部分のこと。この時期は芒のある穀物の種を蒔く時期であり、同時に初夏の豊かな食材が一斉に旬を迎える季... -
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小満の季節に思う「麦ごはん」文化の復活
天地に満ちる生命力の季節「小満」 小満という季節をご存知ですか?日の光がぐんと強くなって、すべての生き物が元気よく成長し、天地に生命力が満ち溢れる頃のことです。 また、秋に蒔いた麦の穂がしっかり育って、農家の方々がほっと一安心することから... -
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端午節供
伝統と現代が織りなすこどもの日 春の爽やかな風が吹き始める5月、日本では鯉のぼりが青空を泳ぐ光景が見られます。5月5日「こどもの日」は、現代では子どもたちの健やかな成長を祝う日として知られていますが、その背景には長い歴史と深い文化的意義が隠... -
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穀雨
穀雨の恵み: 雨と藤の花が彩る季節の魅力 春から初夏への移ろいを告げる「穀雨」。この季節の雨は、古くから「百殻春雨(ひゃくこくはるさめ)」と呼ばれ、大地の命を育む恵みの雨として尊ばれてきました。今回は、日本の伝統的な二十四節気のひとつ「穀雨... -
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清明
清明の季節と旬の食材を楽しむ和の知恵 春爛漫、若葉が輝く清明の季節がやってまいりました。「清浄明潔」を略した「清明」という言葉には、深い意味が込められています。江戸時代の暦便覧には「万物ここに至りて皆潔斎(けっさい)にして清明なり」と記さ... -
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春分の日
春分の日(3月20日頃)は、日本の四季の移り変わりを象徴する特別な日です。この日は昼と夜の長さがほぼ等しくなり、冬から春への移行を感じさせる時期でもあります。古くから日本では、自然の恵みに感謝し、祖先を敬う日とされており、和食文化とも深く結... -
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啓蟄
「啓蟄」は毎年3月6日頃から3月20日頃にあたりますが、今年は3月5日から3月19日までです。 冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくる頃という意味で、春の気配を感じて、冬ごもりをしていた虫たちが活動を開始する頃を表しています。啓には開く、開放... -
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雛祭り(上巳節供)
古代中国では、3月最初の「巳の日」に川で身を清めて邪気を払う行事が行われていたところから、平安時代に日本へと伝来し、貴族の間で紙の人形(ひとがた)に穢れを移して、川に流す習慣が生まれました。 その後、時を経て、江戸時代には、上巳の節句の「...
